どうしても見たかったわけでもない、プラモデルを作る作業の小休止としてTVをつけたら、つい寝入ってしまった。 仕事のせいで昼夜逆の生活を送っている。いつもならもうとっくに、屋台をお定まりの営業場所へつけて、早い客の一人二人、接待している頃だ。 今日は久しぶりの休業日。夜にゆっくり眠れるからと、前夜からの仕事が終わった明け方、そのまま雀荘になだれこんで。勝った機嫌良さのイキオイで、帰ってきてからもゲームやビデオやプラモに熱中して、結局25時間以上眠らずじまいだったからだ。 とにもかくにも、幽助は自室のフローリングの上にTシャツとトランクスだけの格好で、いつか仰向けで夢うつつの心地よさに安らいでいた。 つけっぱなしのTVでは、夏の夜にありがちな怪談モノのドラマが流れていた。ニャーオ、猫の鳴き声がやたら聞こえてくる作品。 「おい」 聞き覚えのある声で眠りを揺さぶられた。熟睡ではなくうたた寝だったから、意識はすぐ呼び覚まされ、目が開いた。 それでも判断力はまだおぼろな状態の視界に、まず映ったのは大きく吊り上がった三白眼だった。 「うわあ〜っ!!」 叫んで幽助は跳ね起きた。寝起きとはいえ瞬発力は抜群で、一瞬にして部屋の隅へ、壁に肩を打ち付けつつ移動した。 「……なんだ、寝ぼけてやがるのか?」 幽助の驚きように、多少呆れたか面喰らったか、かすかに唇を尖らせ、飛影はそうこぼした。 「な、な、な、なんだ飛影かよ。うあ〜、ビビッた。化け猫かと思った……」 肩で荒い息をしながら、それでも幽助はちょっと笑みを取り戻した。飛影がふん、と鼻で嘲笑する。 「魔族のくせに、化け猫なんぞが怖いのか」 「や、怖えーって。妖怪と違って、祟るのや呪うのは勝手がちげーって」 「全て跡形なく消してしまえばいいだけのことだろう?」 「……お前に理解してくれとは言わねー」 苦笑しつつ、幽助は腰をあげた。ハ〜、と改めて安堵からかため息をつき、飛影の側へ。プラモデルの部品を片付けるべく腰をかがめた。 「あ、飛影動くなよ。パーツ踏むなよ……って、おめー土足かよ!? ああっ、窓も開けっ放しか!」 部品を手早く拾い集めると、「飛影、靴脱げ靴」言い捨てながら幽助は窓を閉めた。 「うるさいやつだな」 ぽつりと文句をこぼしながらも、飛影は靴を脱いだ。「その隅にでも置いとけよ」と続く幽助の言葉に比較的素直に従う。 「で? 何の用だァ? おめーがウチに来んのって珍しーよな?」 プラモデルの箱を机の上に片付けると、やっと飛影に落ちついて向き直り、幽助は尋ねた。 飛影はというと、大きな目を一度瞬かせてから、ついと足元に視線を落とし、 「……」 いつもの無愛想さからでなく、何か言い淀んでいる風な表情だった。 「?」 追求するでなく、幽助は頭をかいた。 「──あの場所に──」 下を向いたまま飛影は呟いた。 「……いなかったから──だ」 「あの場所?」 幽助は首を捻る。 その、まだ半分眠ったままのようなとぼけた顔つきが気に障ったのか、飛影は幽助をギロリと睨むと、 「いつもの場所だ! お前が店を開いている!」 強い語気で言い放った。 「あ。あ〜ああ、駅の駐輪場?」 どこまでも呑気に、幽助はポンと手を打った。飛影とは正反対ともいえる愛想のいい笑みを浮かべて、 「だって今日、休みだもんよ。言ってなかったっけ? オレんトコ、第二・第四水曜が定休日」 と、のほほんと答える。 「知らん。聞いとらん!」 飛影の方はますます機嫌を損ねたようで、つっけんどんに吐き捨てた。しかし幽助は全く意に介さぬようで、 「そりゃ悪かったなー。なんだ、ラーメン喰いたかったのか? 今から……作るってもなあ、仕込みしてねーし……」 何か考え込むように視線は上に向けつつ、手はのんびりとまた頭をかく。そして飛影はますます……。 「別にどうしても喰いたかったわけじゃない! 小腹の空いたついでに、喰ってやろうと思っただけだ!」 「へーへー。そんで<わざわざ>ウチまで来た、と」 皮肉まじりのからかうよな笑みで、幽助は飛影の顔を斜に覗き込んだ。いい加減不機嫌も頂点、言い逃れも出来ない自棄も加わって、飛影はコートの下で刀の鍔をわずかに指で押し上げた。 ちょうどその時、唐突に、玄関の方でけたたましくドアが開く音がした。続けてドスン、と何か重い物が落下したような音も。 幽助も飛影も、一瞬身構え、しかし直に周囲一帯になんの妖気も殺気も生じていないことを察し、ただ玄関の方に注意を向けるだけにとどまった。 「幽助〜〜〜! いる〜〜〜? ちょっと来て〜〜〜!──あ、アンタもう帰っていいわよ。ごくろーさん。……幽助ぇ〜〜〜!!」 そちらから聞こえてきたのは、いかにもお気楽な、しかしデカイ、温子の呼び声だった。 瞬時に、今度は幽助がしかめツラを作る番となる。 「っだよアンニャロ! まーた酔っぱらってんのか!?」 ビタビタと、素の足音を大仰に立てて部屋のドアを開け──開けっ放しで玄関の方へ向かう。その背をいったんは見送った飛影だったが、遅れること数秒、何の気なしに後を追って部屋を出た。ひたひたと、猫のような軽いわずかな足音で。 「幽助〜! 見て見てv コレv」 玄関の上がり口に座り込んだまま、笑顔で温子は幽助に手招きした。その傍らには、大きな木箱が。 「ナニやって……なんだソレ?──ソーメン!?」 頓狂な叫びととも、それまで眉尻を釣り上げていた幽助の顔が弛緩した。心無し、目にもちょっぴり嬉しそうな輝きが。 「どーしたんだよ? 買ってきたのか?」 「へっへー♪ 戦利品」 息子とよく似た目尻を下げて、温子はピースサインを作った。ホロ酔いらしく、わずかに舌足らずだ。 「戦利品?」 「番町通りに出来たばっかのパチンコ店あるでしょ? あそこの景品にあったのーvvv」 「へえ。そりゃ……よく持って帰ってこれたな、ソレ」 「店員に運ばせたに決まってんじゃん。早速だけど、作ってくんない?」 「はあ!? オレがか?」 「ったりまえでしょ、ラーメン屋店主」 「オレ定休日。ゆでるだけだろ自分(テメェ)でやれ」 幽助が舌戦覚悟で鼻息荒くした時、そのやや後方、玄関から続く廊下とダイニングの境い目に佇んでいた飛影に、温子が目ざとく気づいた。 「あれー? 飛影くんも来てたの? 久しぶりねェ、元気だった? ちょうどいいわ、キミもソーメン食べていきなさいよ♪ 幽助がねーぇ、キミのためにつゆから手作りするってv」 「決めんなババア!!」 血管の浮く握り拳をちらつかせる息子のことは全く無視で、温子はさっさと靴を脱ぎ捨て、やや頭を揺らめかせながらも足取りは確かに台所へ歩いて行く。 飛影に少し寄りかかるように肩を抱くと、 「ほ〜ら、ほらほら、座って座ってv そーめん出来るまでアタシ達は一杯やっとこう♪」 と、無理矢理テーブルへ向かわせようとした。 飛影はいったん眉をひそめたが、 「ソーメン……ラーメンみたいなものか?」 と聞き返し、「ん? ん〜〜〜まあ、親戚?」という温子の答えに納得したのかどうか、これまた素直に自分で椅子を引いて腰を下ろした。 「……オメーら、っとに“待つだけ”のつもりだなオイ」 歯ぎしりしながらも腹を決めたらしい幽助が、素麺の木箱を片手にダイニングに現れた。不平不満の意思表示として大きな足音を立てながら、それでもそのままカウンター向こうのキッチンに入る。 「ったくよお……。たまの休みにも仕事してるよーなもんだ、これじゃ」 ぶつぶつ零しながらも冷蔵庫を開けて物色すると、 「お、干しエビまだあるじゃん。これでつゆ作るかー。具にもなるし、一石二鳥だな」 弾んだ声が出てくるのは、すっかり料理人としての気質が備わってしまった証拠かもしれない。 一方その母も、水屋の下方の戸棚を探りながら、浮かれ気分の高い声音で 「飛影くん、何呑む? ウイスキー? 焼酎? ビール?」 と、歌うように尋ねるのだった。 「……何でも」 酒好きというわけでもなさそうで、自分で種類を選ぶのが面倒臭いのか、単に飲むモノには興味がないのか、飛影はつっけんどんに答えた。ただ大きな眼をゆっくり左右に動かすと、 (よく似てやがる) と、胸の内でつぶやいた。やはり親子だ、と。 大隔世遺伝だなんだと言っても、詰まるところ幽助(コイツ)はこの女の腹から生まれたわけだ──そんなことを、今さらのように再認識した。 そしてなぜか、続けざま、不意打ちのように脳裏に浮かんだのは、自身の異父妹の顔、──だった。 「はーい♪ じゃ、焼酎にしよう! じゃんじゃんやって!」 飛影の物思いはつゆ知らず、むしろ蹴散らさんごとく温子は焼酎の瓶をテーブルの真ん中にどんと置いた。ワインのようなスマートな半透明の瓶だったが、ラベルには跳ねるような毛筆字体で赤く『閻魔』と書かれていた。 「……」 なにかの洒落のつもりか?と、飛影はわずかに口の端を下方に曲げた。しかし温子は気づくことなく、今度はキッチンの幽助に向かって、 「ねー、氷とグラスちょうだーい」 当たり前のようにせがんだ。 「うるっせーな」 歯を剥きながらも、幽助はしばしコンロの前を離れ、冷凍庫を開ける。 「おい、飛影。無理にそいつにつきあうこたねーぞ。ザルだからよ」 カウンターに氷を入れたグラスを2個差し出しながら、幽助は言った。飛影が答えるより早く──もともと飛影に答える意思はなかったようだが──、温子が口をはさむ。 「しっつれいねー。ザルだあ? 底なしとお呼び!“ウワバミの温子”っちゃあ、この界隈じゃあちょーっと有名だよ! ほーほほほほ!」 「つきあう必要ねーからな」 ハナから酔っぱらいは無視で、幽助は飛影に念を押した。無表情ながら無意識に、飛影の顎は縦に小さく動いた。 「ほいよ」 幽助の軽快な声とともに、テーブルに鍋が落とすように置かれた。鍋には素麺をいっぱいに盛った裏ごし器が重なっていた。 「わ〜い♪ そーめんそーめんvv」 小さいガッツポーズを作って温子ははしゃいだ。飛影は変わらず読めない表情で、焼酎のグラスに口をつけながらてんこもりの素麺を見やった。 幽助は続けてカウンターからテーブルへ、ツユを張った器や薬味を移動させつつ、 「とりあえず4束ゆでた。おめーがどんだけ喰うかわかんねーから」 と、飛影に対して話しかけているようだったが、飛影の返答がないのには全く厭わなかった。慣れ、かもしれない。 そのかわり、チラと温子に一瞥をくれると 「オフクロはせがむわりにどーせあんま喰わねんだよな、いつも。飲むためのアテてーど」 と、口の端をひん曲げた。これにも温子からのリアクションはなかったが、というか温子は酔った手で素麺をすくうのに懸命で聞いちゃいなかったのだが、それにも幽助は慣れているようで、さっさと自分もテーブルについた。 ズズッ、ズズッ、と一番乗りに素麺をすすり込んだ温子は、噛まずに飲み込んだのが分かる早さで 「んまいっ! 幽助、アンタ天才!! プロみたいっ!」 と叫びを上げた。 「プロだ一応」 ささやかなツッコミを入れつつ、幽助も手早く素麺をすくい取り、ゾゾゾ──ッとすすりこむ。 「ン。うめェじゃん。やっぱ干しエビ正解」 今度ラーメンのダシにも使ってみるかー、とひとりごちながら、箸を再び素麺の山に突っ込んだ。 そして飛影は、また、大きな眼を左右に動かしてから、黙って手に箸を持った。 見よう見まねで、小皿に盛られた小口切りのネギや、チューブに入ったカラシやワサビをツユに入れる。素麺は割り箸になんなく絡み取れた。 「……」 なんとはなしに、飛影は素麺をつけたツユの椀を覗き込む。 味の想像はつかなかったが、甘い香ばしい磯の匂いと薬味の清涼感、そしてツユの中に浮かぶ氷はこの暑い時期いかにも喉越しが良さそうだった。琥珀色というのは、実は意外と食欲をそそる色なのかと悟った。 「──? 喰わねェのか?飛影。喰ったことねーからケイカイしてんのか? うめェぞ。ま、ラーメンの親戚みたいなもんだ」 誰かから聞いたようなセリフを幽助に聞かされ、飛影は苦笑した。 「ああ」 一言返して、遠慮なくツユから素麺をすくい、口に入れる。 冷たい。それだけで旨い。 甘辛い。けれど、まろやかにそれらは混ざりあってる。 ズズ──、と自然に麺は喉の奥へ流れ込んだ。 “いける” ツユに少し麺が残っているにも関わらず、飛影はまたすぐ裏ごし器に箸を伸ばす。 ふと、こっちを見ていたらしい幽助と目が合った。 「どーよ。ウメェだろ」 満足げ、というよりはにやけた笑みで幽助はたずねる。 「……“食えなくはない”だな」 直に目を逸らし、飛影は答えた。ッカ──!相変わらず素直じゃね──!と大袈裟に嘆いてみせる幽助に、ほんのわずか綻んだ口の端は見えたのかどうか。 「じゃんじゃん食べなさいよ──! おっきくなんなきゃね、飛影くん」 もうはや箸を持つことは終え、戸棚からまた新しい酒瓶を持ち出してきた温子が言った。 「燃やされっぞオイ」すかさず幽助が諭したが、聞く耳があるやらないやら、 「あら、どーして? 大きくなったらきっとイイ男になるわよー、このコは」 と、前方の飛影を指差し、ワハハと豪快な笑い声を上げ、温子はグラスに口をつける。側で頭を抱えこんだ息子にはおかまいなし。むしろ酔って粘着性の増した好奇心は、抑止力も判断力もないまま稀な客に向くようで。 「ねーねー飛影くん、アンタその格好暑くないの? コート脱げば? アタシに遠慮してんの? アハハ。心配しなくても取って喰いやしないから」 「腕っぷししか取り柄のないウチのケンカ馬鹿よりいいガタイしてるけど、もしかしてボディービルダー? プロテイン愛飲?」 「あと、そのアタマ何でセットしてんの?」 「〜〜〜いいかげんにしろって」 引きつった笑顔を、幽助は鼻先1センチまで母親に近づけた。 「オメー一人斬られんのは勝手だけどよ。火でも出されたらコッチもとばっちり喰うだろがっ。呑むだけならテメエの部屋で呑め」 基本は笑顔だがこめかみに青筋が浮き、そこいらのチンピラなら速効回れ右しそうな幽助の面切りも、この母には通用しなかった。 「……なあに、幽助。おかーさまが飛影ちゃんばっかりかまうからヤキモチ?」 わざとらしく哀れむカオで、なんなくやり過ごされる。 「ざけてんかババア!!」 椅子を倒して幽助が立ち上がった。右拳が頭上で握りしめられぷるぷると震えている。街のチンピラなら失禁モノだ。 それでも、 「あ、それとそれと、あの、手から龍だすやつのタネ教えて?」 酔っていることを差し引いても、母の興味は飛影から離れることはなさそうだった。気が抜けて、ガクリと幽助は頭を垂れた。 「くっ」 小さく飛影が肩を揺らした。 向き合っていた温子はもとより、幽助も垂れたままの顔を飛影に向ける。 これまでの温子の質問は全く無視で、黙々と素麺をすすっていた飛影が、今は手を止め口を少しだけ歪めて微笑っていた。一見嘲笑のようで、でもそれだけでないことが幽助には判る程度に。 「安心しろ」 飛影は言った。 おんなじように目を丸くしておんなじように唇をちょっと尖らせて、惚けたようなカオでこっちを見ている二人を眺めながら。 「今日はたいがいのことには目をつぶってやる。腹の膨れた代金だ」 それと、そこそこ笑えた親子漫才への報酬と。──とは、口には出さなかったが。 (“血”ってやつは、案外と面白い) それも、口には出さなかった。 そして飛影は、静かに椅子を鳴らして立ち上がると、「じゃあな」とだけ言いおき、ひたひたと幽助の部屋の方へ。 「──あ、オイオイ飛影」 しばらく見送っていた飛影の背を、今度は幽助が小走りに追いかけた。 「おい、飛影」 幽助が部屋に入ると、飛影はもう靴を履き、開いた窓枠に身を乗り出すところだった。 「帰るのか? 別に泊まってってもいーぞ?」 幽助の提案に、しかし飛影は振り向くこともせず即答する。 「遠慮しておく。あの女は少し鬱陶しい」 あ、やっぱ?と幽助は照れか愛想か、頭を掻いた。 「魔界に帰んのか? それか蔵馬んチか?」 幽助の問いに、やっぱり飛影は振り向くことなく、 「いや」 それだけ返すと、軽く、窓を飛び越えた。 カツ、と小さな靴音を立てるや。 跳んだ。 夜は更けようとしていたが、建造物の灯りはまだどこも明るく、夜空はいっそその暗さを増し、黒く小さい飛影の姿は簡単に溶け込んだ。──常人の目なら、ば。 「? よっぽどどっかに気に入った木でもあんのか? それか腹ごなしの散歩か」 大きく広い放物線を描きながら遠ざかって行く飛影の姿を見届けながら、幽助はつぶやいた。魔界でもなく蔵馬の家でもなく飛影が身を置いて休むところといえば、“公園の木の上”としか幽助には浮かばなかったのだ。そして飛影の跳び去って行く方向は、ここから一番近い公園とは正反対の方角だったから。 「ま、いっか」 飛影が一人でどこへ行こうとなんらその身を心配する必要はないし、また、あの様子だと腹が減ったら今度はしばらく素麺目当てにウチにやって来そうだ、と幽助は考えた。 ゆっくり窓を閉めながら、それでもなんとはなしに飛影の気配を追ってみる。ふと、 「あ。そーいや」 あっちの方角には、桑原んチがあったっけ。 思いつき、幽助は口元をゆるめた。 「……ま、いっか」 ぱすっ、と控えめな音で窓は閉まった。 終 こちらの手違いで期日を過ぎてのアップになってしまいましたが、 SUGAR COMBの佐藤様に送っていただきました小説です。 幽助と温子さんの息の合ったやりとりも面白いですが、 素直じゃない飛影が最高にかわいいです^^ それにしても飛影はやっぱり、雪菜ちゃんのただひとりのお兄ちゃんなんですね〜。なんて思ったり。 しかし温子さん…こわいものしらず(笑) ちなみに私、そうめんは温かいおつゆでないと食べられません。 ああっ、飛影と一緒に食べれないっ(泣) |