ある夏の一日




「あ−つ−い−!!」
「・・・しぬぅ-」

真夏のある日
ク−ラ−の壊れた部屋に男三人にが一人


「あ-ちくしょお!暑い-!!」
「そんな事言ってるとますます暑くなりますよ」
「蔵馬涼しい顔してるね、暑くないの?」


「もちろん暑いですよ?」


長い髪を下ろしてるのにもかかわらず汗一つかかず蔵馬は言った



『本当かよ・・・』



幽助、桑原、は思った


「ってか飛影も暑くねぇの?黒づくめでよ-」

夏まっさかりなのに飛影はいつもの黒い服をかっちり着込んでいる


「貴様の顔の方が暑苦しいだろうが」
「んだとお!?」


桑原に飛影が言い返した

「やめろよ、おめ-ら部屋がますます暑くなる!!」
「そうですね」


二人の喧嘩をめずらしく幽助が止めた
それ程今日は暑い


「ごめんねぇクーラー壊れちゃってて」
「外出るか?」
「日差しがきつくてもっと暑いですよ」


今の時刻は真昼間
外はカンカン照りである


「プ−ルでも行くか?」
「おお!いいなそれ!」
「海とかもい-よね」
「いいですね、水着貸してあげますよ飛影」
「・・・俺は行かんぞ」


皆が盛り上がる中飛影は知らぬ顔だった


の水着ってどんなのだよ」
「えっ?」


幽助がにやにや笑いながらに聞いた


「え-とね・・・」
「そんなものに答えてやる必要はないだろう」


素直に答えようとするに飛影は言葉を遮った


「でも飛影行かないんですよね?楽しみですねの水着姿」
「・・・蔵馬貴様」


部屋に殺気が走る
涼しい・・・というより寒い


「えと・・・なんか涼しくなった・・・ね?」


の言葉に幽助が続けた


「プ−ルは止めとこうぜ・・・(怖えよ)」
「なんだよ雪菜さんも誘おうと思ったのによぉ」


「「ばかっ桑原!!」」


幽助に同時に叫んだ・・・が遅かった


「ほう・・・もっと暑い思いがしたいようだな」
「なんだぁ?飛影」


状況を把握してない桑原
飛影は右手に炎を召喚した


「うわああ!なんだよ飛影っ!!」


桑原の叫びが部屋に響いた

部屋の温度が一瞬で何度あがっただろうか・・・


「外でやれ!!おめ-ら!!」
「・・・暑い・・・・・・・」


幽助は怒りはへばった

「しょうがないいですね二人とも」

ひとり涼しい顔の蔵馬
最初に喧嘩をふっかけたのはあなたなんですけど・・・と
幽助もも言えなかった



まだまだ暑い夏は終らない



END







こんばんわ安奈様!!
企画発見したのでぜひぜひ参加させてもらおうと
書いてみましたがなんだか中途半端な作品に・・・
飛影出番少ないし・・・
乱文失礼しました
舞 尚河




舞楽部の舞 尚河様に送っていただきました、 夏ドリームです。
不機嫌な飛影がかわいいですv
そして蔵馬さん、黒いです(笑)
素敵な小説をありがとうございました♪

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